1 ファンデーションは膜?
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皆さんは、ファンデーションを肌にのせる時に、何をお使いですか?スポンジ?指?筆?それともスプレーでしょうか。
いずれにせよカバーメイクでは、何層もの〔薄い〕ファンデーションの膜を重ねていくことが、一番〔自然〕に見える
ポイントです。例えるなら薄いレースのカーテン。透けて見えるようなレースのカーテンでも、一枚、二枚と重ねれば、
だんだん向こう側が透けて見えなくなりますよね。ファンデーションもまた然り。
カバーメイクでは、隠したい色が消えるまでファンデーションを重ねていきますから上に重ねていくものが、
崩れないために、まずは一枚目の土台が肌のキメに薄くしっかりなじんでいることが肝心です。.
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2 ファンデーションのなじませ方 |
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パウダーリーファンデーション以外のものでお話しますが、まずファンデーションを手の甲や手のひらにとり、
指の腹で練ります。(体温で暖めるひと手間があると、最終的な仕上がりが変わります!)
次に、ファンデーションを指でカバーしたい部分に置き、全体に薄く伸ばします。この時にクルクルと(の)の字を
書くようにつけ始めると、ぼかした時に広がり過ぎません。
次にスポンジを肌と垂直にしてトントントン、と軽く叩いてあげてください。この時はカバーしたい部分の色が透けて
見えるくらいで結構です。ファンデーションの余分な油分や水分は軽くスポンジに吸わせてしまいましょう!
こうすることによって、肌のキメにファンデーションが密着し、一枚目の土台が薄く、しっかりしてきます。
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3 指使い |
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一枚目の後は、二、三枚目と指で重ねていきます。その際、注意するのが、ファンデーションを塗布する指と範囲!
皆さんは人差し指の、先っちょだけにつけていませんか?カバーする部分にもよりますが指は、力の入らない
中指か薬指で、ファンデーションをつける範囲は指の腹から、第二関節の辺りまでが便利です。
ファンデーションがついている面積が広ければ、その分仕事量も増えますから、メイク時間の短縮にもなりますね♪
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4 重ね方 |
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一枚目以降も指とスポンジを使い、ファンデーションを肌に(のせる)⇒「なじませる」⇒「ぼかす」、を繰り返します。
指の使い方で人差し指を中指の上に乗せ「添える」ことで中指の関節がまがらないで指の腹が平らになり、
ファンデーションを垂直に肌に塗布します。この様にしながら気になる部分の色が見えなくなるまでトントントン、と、
指の腹で柔らかく重ねつけを繰り返しましょう。 |
さあ、いかがでしたでしょうか。特に、スポンジでファンデーションの余分な
油分・水分を吸い取る過程はお化粧もちを長くするためには
大切なポイントです。普段のメイクにもご活用ください。
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Medical Make-up メディカルメイク・アップ 2004-6-20記
監修 :小井塚 千加子所長(メディカルメイクアップ・アソシエーション)
作成 :長尾 陽子 クローバー便りより |
ワンポイント アドバイス♯2
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