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メディカルメイク ワンポイント アドバイス No2 |
2020/10/11日更新
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前回はカバーメイクについて「ファンデーションをのせるコツ」についてご紹介しましたが
今回は自然なカバーメイクにおいて絶対不可欠の要素である肌色の見つけ方、すなわち
「ファンデーションの色選び」についてお話します。
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1 肌色とは?
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肌色についてご質問を受ける際、よく「普通の肌色」のファンデーションが
欲しいのですが・・・・と言われる方が多くいらっしゃいますが、普通の肌色とは何でしょう?
確かに標準的な肌色のファンデーションは各メーカーから出されていますので
それを普通の肌色と言うのかもしれませんが、実際のところ一人一人肌色は異なります
ので「これ」という普通の肌色はありません。では、肌色とはどの様にできているか
見ていきましょう。
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2 肌色の構造とは? |
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肌色の構造
■■■■■■ 肌の見かけの色
◆◆◆◆◆◆◆ カロチン/メラニンの色
● ● ● ● ● ● 血色の色
初めに、皆さんにちょっと見て頂きたいのですが、手の甲を人差し指でちょっと強めに
3秒ほど押してみてください。指を離したときに人差し指の跡が白っぽくなるのが
分かりましたでしょうか?
これが血液「ヘモグロビン」の色が抜けた「肌の地色」です。
私たち日本人は黄色人種ですから若干黄色がかったカロチンの色が必ず入っています。
また、日焼けをしている場合はメラニンが増えますので、少々褐色に見えます。
すなわち、見かけの肌色とは、肌の下にある血色の色と表面のカロチン/メラニンの
色を重ね合わせた色なんですね
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3 どの色を基準に? |
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さて、自然なカバーメイクにするためのファンデーションの色を選んでいきましょう。
見かけの肌色のファンデーションだけではいけないの? と言うお声があがりそうですが、
それで上手に重ねてカバーできれば、もちろんそれはOKです。ただし、1色の
ファンデーションだけだとどうしても厚みが出てしまって不自然だわ、という方、先程の手の
甲を押して白っぽくなった肌色を思い出してください。
これがまずカバーしたい部分の色を消す基本となる
1色目の色=地の色になります。
そしてさらに見て頂きたいのが、手の甲から指を離したときに戻ってきた
「ふわっと赤みを帯びた色」です。もうお分かりになりましたか ? そうです、それが
2色目の色=肌色の構造と同じ血色の色になります。
カバーしたい部分はしっかりと1色目の地の色で消してから2色目の血色の色を上から
掛ける。そうすれば、厚みも、浮くことも少ない肌色になりますね!
(もちろん、カバーしたい部分の周りに色を合わせることが大切ですから、
手の甲の色にこだわらないで下さいね)
季節によってはカバーしたい部分の周りが日焼けをすることや赤みが強くなる場合も
ありますから、その時は使用色に日焼けの褐色がかった色を加えるか血色の赤みの色を
加えてみましょう
四季が変化しても肌色の調整はご自身のチェック次第で可能になります。
1色のファンデーションを使用されている方、「どうしたの? いつも顔色が悪いよね」なんて
言われないように、この機会に肌色研究してみませんか ?
Medical Make-up メディカルメイク・アップ 2004-6-20記
監修 :小井塚 千加子所長(メディカルメイクアップ・アソシエーション)
作成 :長尾 陽子 クローバー便りより
カバーマークオリジナルファンデーションの色の特徴
メディカルメイク ワンポイント アドバイス No3
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